タイワンキチョウ(Eurema blanda arsakia ) 　　　
①♂吸蜜
 

　台湾へ遠征して「タイワン」が冠せられた蝶を撮影することも、現地訪問の目的の一つでした。本種は下記の通り、広域分布種で、台湾にはもちろん個体数が多かったので、真面目に撮影を行いました。Eurema属はいずれも後翅肩脈の形状で♂♀判定をつけられるのが有難い点です。♂前翅基部にある性標は光線の具合でなかなか上手く表現できないものです。①の画像でも微かに見えるだけです。②は求愛された♀が交尾拒否姿勢を取った際に開翅したもの。滅多に開翅しないシロチョウは求愛シーンが開翅撮影のチャンスでもあります。


分布：　スリランカ、インド、インドシナ、中国本土～台湾を経て日本、南へスンダランド、東はニューギニア
②♀開翅
      撮影日・時刻(Date/time） ①22/Nov./’11  12:30 ②23/Nov./'11 10:44
撮影地（Locality） 台東県・知本温泉付近(Around the Chiben Hot Springs:Alt.350m, Taitung, Formosa)
撮影データ(Photo data)

共通データ：D7K-34(トリミング)
①ISO=200、F11-1/100,-1.0EV 
②ISO=500、F4-1/2500、-0.7EV、外部ストロボ
　　　　　　　　　　　
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