スジグロカバマダラ　（Anosia genutia genutia）
�@♂休止
			日本の南西諸島を含むアジア全域（西端はアフガニスタン）〜オーストラリア北西部まで広く分布するマダラチョウです。本種やカバマダラ（A.chrysippus）がツマグロヒョウモン♀を始め、多くの擬態種のモデルになっていることは周知の事実です。♂は、後翅裏面翅脈の一部に楕円形の性標があって（写真�@）、♀との識別が容易です。　 　私が撮影に訪れた11月末の香港は最高気温が26℃ほど。朝から夕方まで蝶を追い掛け回しても何とか体力が続く心地よい気候です。体力の無い管理人にとっては有難い季節です。この被写体になって頂いた彼とも、15分以上じっくりとおつきあいし、いろいろな角度からモデルになってもらいました。アップした写真は、農家の庭先で吸蜜した彼が、一休みしているシーンです。順光で撮影しても面白くないので、逆光で翅脈を透かし気味に狙ってみました。 　一方、別のポイントで日の傾いた夕方、日陰の草叢で吸蜜している個体を見つけました。裏面を確認すると♀でした（写真�A）。
�A♀吸蜜
			撮影年月日(Date)	�@28/Nov./’04　　�A27/Nov./'04
			撮影地（Locality）	�@ランタウ島・サンタウ(San Tau, Lantau Island) �A香港島・深水湾（Deep Water Bay, Hong Kong Island）
			撮影データ(Photo data)	�@D70, ISO=400, AWB、F3.5-1/800 �A90IS, ISO=100, WB太陽光、F4.5-1/80
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