タイワンルリモンアゲハ(Papilio hermosanus)♂吸水
�@半開
		アゲハ類の吸水ポイントでほぼ完品の本種を発見。未だ警戒心を解かずに半開翅吸蜜しています（画像�@）。この時、前翅を上に引き上げた状態なので、後翅「瑠璃紋」の一部を堪能することができます。初めて北タイで兄弟種、paris♂を撮影した時の興奮を思い出しました。その後、海外遠征各地で瑠璃紋を拝むチャンスは多かったものの、接近戦で撮影することは叶わず、今回ようやくじっくりと取り組むことができました。暫くすると、ダラリと前翅を下げ、ほぼ全開状態での吸水に移行しました（画像�A）。こうなると、本種のシンボル、後翅の瑠璃紋は前翅に隠されてしまいます。それでもほぼ漆黒の地に散布された金緑色鱗粉の美しいこと！　偶然、画面右下にピンク色の花弁が落ちていて、本種の美しさをより引き立てていたように思います。 ※従来本種はP.parisの亜種扱いでしたが、ここでは宇野氏の下記総説を参考に台湾固有の独立種として扱います。 　宇野彰, 2013. 1986年以降に発表された台湾産蝶類に係わる文献目録および追加された新知見(1), やどりが239:33-41. 分布：台湾固有種
�Aほぼ全開
		撮影年月日・時刻(Date/Time)	12/May/'15　�@12:44 　�A12:49
		撮影地(Locality)	台東県・知本温泉付近(Around the Chiben Hot Springs:Alt.350m, Taitung, Formosa)
		撮影データ(Photo data)	共通データ：D71K-34VR(トリミング),ISO=500, F10-1/320,外部ストロボ �@-0.3EV　�A露出補正無し
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