日本でもカメラマンに人気のあるヒカゲチョウです。その理由はもちろん分布が局地的であるからでしょう。中国大陸ではどの程度局地的か、管理人は知見がありません。ただ有史以来、開発の進んだ黄河下流域の丘陵地帯では既に絶滅しているものと思われます。青城山前山遊歩道脇で突然見慣れた姿を現してくれました。暫く静止画像を撮影した後、広角レンズに切り替えて撮影中、個体に接近し過ぎて、飛ばれてしまったのが②の画像。偶然、後翅表の眼状紋が撮影できてラッキーでした。

分布：アムール、中国（遼寧・吉林～河南・陝西・四川・雲南省など）、韓国、日本