ウスキシロチョウ　（Catopsilia pomona pomona ）　♀
		東南アジアに広く分布するやや大型のシロチョウです。私が最初に目撃したのは、真夏の沖縄。独特な形をしたお墓の上を本種が高速で飛び回っていました。さすがに墓の上を追いかけるのも気が引けて撮影は遠慮したことを思い出します。このグループ（Catopsilia属）としては、スラウェシでスキラウスキシロ（C.scila）♀の産卵シーンを撮影しましたが、動きが早くピンボケ。今回の吸水中個体がようやくゲットできた、まともな写真と言えます。複数の斑紋変異が知られていて、撮影した個体は所謂、銀紋型です。ウスキシロの仲間は個人的には妙にでかいだけで、面白みに欠け、アイドルとしての資質が少ないように思えます。大きさで勝負するなら、やはりツマベニチョウ（Hemoboia glaucippe）の魅力には勝てません。
撮影日（Date）	28/Nov./’04
撮影地(Locality)	ランタウ島・サンタウ(San Tau, Lantau Island)
撮影データ(Photo data)	90IS, ISO=100, WB太陽光、F8-1/500、-0.3EV	香港の蝶：シロチョウ科に戻る　　　　　香港の蝶トップに戻る