コモンマダラ（Tirumula septentrionis）♂飛翔　　
①超広角で

　画像①は本種が吸水に訪れる深い渓谷を背景にした一コマ。マダラチョウ類は一見フワフワとした飛び方で、飛翔写真が狙いやすそうですが、広角で接近戦を挑むと結構不規則な飛翔で、歩留りを落とします。本種も将にそんな難しさを感じました。それと足元に石ころがゴロゴロ転がっていて転倒リスクも考慮しなければなりません。その点、吸水の合間に地表スレスレを飛ぶ場合、超望遠でも比較的狙い対象です（画像②）。

分布：インド、スリランカ、ヒマラヤ～インドシナ半島、中国南部～台湾、
マレー半島を経て、スマトラ島、ジャワ島、ボルネオ、パラワン島
②望遠マクロで
撮影日・時刻(Date/time） ①28/May/'14  12:52　
②30/May/'14　9:41
撮影地（Locality） 宜蘭縣・太平山麓(At the foot of Mt.Taipingshan: Alt.500m, Yilan, Formosa)
撮影データ(Photo data)

①GX7-10.5(トリミング)、ISO=640、F8相当-1/3200
②D71K-34(トリミング)、ISO=500、F7.1-1/3200、-0.7EV
　　　　　　　
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