スブストリゴススエビアシシジミ（Allotinus substrigosus substrigosus ）♀　　　

　アシナガシジミ亜科との出会いは通常薄暗い淫靡な環境です。今回も木製遊歩道から外れ、比較的人通りの少ない自然状態の遊歩道を歩いている際、管理人と遠征に同行した友人が発見してくれました。当時、管理人は結構、疲労が蓄積して、じっと下を向いて歩いていたので、見逃していたところを彼が指摘してくれたのでした。アップしたのは♀で翅形はかなり丸みを帯びております。Allotinus属の同定も相当厄介なのですが、本種は後翅裏面第7室中央部にある黒点が同定の決めてになりました。
　♀が止まっている幹には定番の蟻が沢山侍っていて、恐らく本種幼虫の餌となるアブラムシ等も住処としているのでしょう。

分布：　インドシナ、マレー半島からスンダランド。基産地はミャンマー南部・マーグィ諸島。

�@GXR@5.1mm、ISO=320, F3.6-1/25, -0.7EV、内蔵ストロボ
�AD7K-34(トリミング)、ISO=640, F11-1/50,-0.7EV、外部ストロボ