| アナピタコジャノメ （Mycalesis anapita ） |
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| 撮影日（Date） | 29/Apr./’02 |
| 撮影地(Locality) | Danum Valley(Alt.700m), Sabah, Malaysia |
| 撮影データ(Photo data) | MZ5-15, 絞り優先モード |
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| ダナム川に近いトレイルを歩いていると、日本のアカシジミ然とした小さな蝶が足元から飛び立ちました。葉上に止まったのを確認すると、蛇の目紋があり、本種と確認できました。ただ、極めて類似したパティアナコジャノメ（M.patiana）もボルネオには棲んでいて、この写真からの判別は困難で、一応「アナピタ」としておきます。「パティアナ(patiana)」、「アナピタ(anapita)」、よくもまあ和名も種小名も紛らしいネーミングをしたものです。
さて、東南アジアには翅表が橙色のジャノメチョウが多く生息します。その中でも、本種は最も小ぶりな仲間でしょう。コジャノメグループ（Mycalesis属）としても、最小の部類だと思います。管理人がシジミと誤認したのも無理からぬことでした。この写真は対角魚眼から、強引にトリミングしたので、写真の質は勘弁願います。本当はもう少し蝶に寄って環境を写しこみたかったのですが、敏感な本種に逃げられてしまい、この後、シャッターチャンスはありませんでした。素直に100mmマクロレンズで撮ればよかった・・・と、今でも後悔しています。 |
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