モリノオナガシジミ (Cheritra freja evansi        
@閉翅

 東南アジアのシジミを撮影していると、必ず長大な尾状突起を有する仲間に出会い、その度に興奮させられます。何と言っても、初めてこのグループに出会ったシンガポールでは興奮しまくりで良い絵が撮れなかったことを思い出します。画像@はジャングル内のトレイルで出会った個体。不活発で葉裏にすぐ隠れるため、最初は♀かと思いましたが、どうやら♂かもしれません。その代わり、至近距離できっちりと撮影ができました。

分布: アッサム、南インド、スリランカ、ミャンマー、インドシナ〜スンダランド 

撮影年月日(Date) 30/Apr./’07     @13:05    A14:29
撮影地(Locality) Cat Tien National Park(Alt.200m),
Lam Dong, South-Vietnam
撮影データ(Photo data)

@D70, ISO=500, WB晴天、F5.6-1/200、
内蔵ストロボ

AD70S-VR84@400mm、ISO=640、WB晴天、F6.3-1/320、
-0.7EV、内蔵ストロボ

     
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A開翅(テリ張り)

 画像Aは午後の凄いスコールを林内の木陰でやり過ごし、陽射しが戻った時に林縁でテリを張っていた個体です。もう一方の♂と軽いバトルを交わしていました。撮影中、ベトナムの中学生位の団体さんがやってきて、「いったい何を撮っているんだろう?」をじろじろ見られたのが思い出に残っています。