さて、本種は前翅先端が鋭角的な特徴を有しているので、比較的簡単に種類同定ができたシジミです。日本のウラナミシジミ（Lampides boeticus）の1/2程度の大きさですから、これまた90mmマクロでのフォーカスには神経を使いました。吸水の合間には地上スレスレを蠅が飛ぶように舞っています。
| ヘリコンウラナミシジミ （Ionolyce helicon merguiana ）♂ | |||
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東南アジアにおける裏波模様を有するシジミチョウは多彩です。Jamides属、Nacaduba属の大集団を中心に、コレクションを始めたら標本箱がいくつあっても足りない状況になるのではないでしょうか？したがって、このグループを生態写真から同定していく作業も大変手間がかかります。裏面の波模様の判読に半日費やして目がクラクラすることも度々です。この作業に喜びを見出す人は「オタクの本道」を歩んでいると言っていいでしょう。
さて、本種は前翅先端が鋭角的な特徴を有しているので、比較的簡単に種類同定ができたシジミです。日本のウラナミシジミ（Lampides boeticus）の1/2程度の大きさですから、これまた90mmマクロでのフォーカスには神経を使いました。吸水の合間には地上スレスレを蠅が飛ぶように舞っています。
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| 撮影年月日(Date) | 25/Mar./'06 | |
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| 撮影地(Locality) | Doi Saket(Alt.1000m),Chiang Mai,Thailand | ||
| 撮影データ(Photo data) | D70, ISO=500, WB晴天、F9-1/400、+0.7EV、内蔵ストロボ | 北タイの蝶：シジミチョウ科に戻る 北タイの蝶トップに戻る | |