タテハモドキの仲間は広い分布を示すもので、本種も西はアフリカ大陸まで延びています。またタテハモドキは食草の関係からか、ジャングルのど真ん中にはいないタテハで、人家の周辺とか比較的開けた土地に馴染んでいるようです。この公園内はロッジを含め芝生状の草地で整地されており、この草むらに大変多い蝶でした。

　和名の由来である瑠璃色の斑紋は後翅にあるのですが、開翅状態でも前翅に隠されていることが多く、和名に相応しい撮影は結構苦労します。ここでアップしたのは♀でパイナップルトラップにご執心状態でした。この画像でも残念ながら後翅の瑠璃紋は拝めません。画面の向こう側のブルーの建物がこの公園ゲストハウスでは唯一の高床式のロッジです。