チビコムラサキ（Rohana parisatis staurakius ）吸水
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			昨今は差別用語厳禁の風潮があります。さしあたり、この蝶に冠せられた「チビ」なる用語を新聞紙上で拾うことはできないでしょう。でも、蝶の世界では堂々と差別用語がまかり通っているのです。これは差別用語ではなくて、蝶屋さんが、むしろ愛情を込めて命名されたのだと思います。 　 さて、「チビ」なるこの蝶ですが、飛び方はコムラサキグループの堂々としたものです。大きさはサカハチチョウ程度、でも大きさの割りに風格を覚えるのは私だけではないと思います。当然のことながら、かなり敏感です。♂の表翅は基本的に真っ黒（写真�@）で見る角度によっては、鈍い幻光色が確認できます。本種のように表翅が黒系統の蝶は色再現が極めて難しいと実感します。一方、♀は写真�Aのように、黄橙色。水辺に吸水に訪れたシーンです。だいたい2m以内に接近すると感づかれて飛び立ってしまいます。なので、この程度に写すのがやっとでした。
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			撮影年月日(Date)	28/Nov./’04
			撮影地（Locality）	ランタウ島・サンタウ(San Tau, Lantau Island)
			撮影データ(Photo data)	共通データ：90IS, ISO=100, WB太陽光、F8 �@1/400 �A1/320
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