タイワンアサギマダラ(Parantica swinhoei )　　
①♂吸蜜
 

　アサギマダラ（P.sita）によく似たマダラチョウで、メラネウスアサギマダラ（P.melaneus）とは瓜二つと言っても良く、かつてはswinhoeiをmelaneusの一亜種扱いしていた時期もありました。アサギマダラと最も顕著な区別点は腹部が橙褐色を呈する点（sitaは暗黒褐色）で、飛翔画像②でその様子を確認することができます。なお、②は産卵行動中の♀で、♂の開翅も狙って粘ってみましたが、結局撮影できず仕舞いでした。台湾に行けば、本種が沢山いるだろうと思って期待してみたものの、意外と個体数が少なく苦労しました。
　

分布：　インド・インドシナ・台湾
②♀飛翔
撮影日・時刻(Date/time） 22/Nov./’11   ①11:32　②12:32
撮影地（Locality） 台東県・知本温泉付近(Around the Chiben Hot Springs:Alt.350m, Taitung, Formosa)
撮影データ(Photo data)

共通データ：D7K-34(トリミング)、F4、外部ストロボ
①ISO=500、1/2000, -0.7EV 
②ISO=640、F4-1/2500、-1.0EV
　　　　　　　
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