このタテハは初回のボルネオ遠征（ダナムバレー）以来、結構な目撃回数に及びますが、意外と撮影チャンスはありません。しかも体格の良いタテハにしては翅が薄いのか、出会う個体はいつもスレ品が多いのです。この時もシロオビモンキアゲハが吸蜜に訪れたのとほぼ同時刻に出現したのですけど、ご覧の通りの破損個体。他にも新鮮個体は目撃するも接近戦に持ち込めませんでした。いつになったら完品を撮れることやら・・・・。と言ってもトラフのみを狙って海外遠征することはないのがまた悩みでもあります。


分布：インド南部からシッキム・インドシナ半島・スンダランド、東はソロモン諸島、北はフィリピンまで