公園内のゲストハウスに程近い林縁にこのマダラチョウと仲間のシロスジマダラ（E.caramalzeman）が20頭程の集団を作っており、見事な眺めでした。その集団から離れた場所で他種の撮影中、管理人のしたたり落ちた汗を発見して吸汁しているシーンです。

　和名の「ホリシャ」は台湾にある埔里社に因むものです。日本占領下の当地で蝶採集の好ポイントとして知られたこの地名を冠する多くの蝶が知られています。各地でEuploeaを眺めてきた管理人にとっては、全体にやや小ぶりの印象を与えるルリマダラだと思います。

　写真�Aは群飛するルリマダラを写しこんだもの。画面右端の個体はシロスジルリマダラです。