コウラナミジャノメ (Ypthima baldus       
@乾季型♂    
 香港は言うに及ばず、ほぼ東南アジア全域に分布するウラナミジャノメです。ボルネオ産はこちら。生活環境は日本のヒメウラナミジャノメ(Y.argus)とほとんど重なります。後翅裏面に並ぶ5-6個の眼状紋配列もよく似ています。それでも、乾季型・雨季型の斑紋変化が出るのは、他の香港産チョウと同様です。@にアップした個体は眼状紋が全般に小さく、眼状紋を彩る黄色環の巾も狭く、乾期型と思われます。
 一方、Aは雨季型♀。本種♀の撮影は初体験でした。やはり図体がデカいですね。
  


分布:インド・インドシナ・中国南西部・台湾、南はスンダランド
A雨季型♀    
撮影年月日(Date) @27/Nov./’04  A1/May/'10 16:40
撮影地(Locality)

@新界地区・山寮(Shan Liu:Alt.30m, New Territories)
A新界地区・鳳園(Fuen Yuen:Alt.30m, New Territories, Hong Kong)

撮影データ(Photo data)

@90IS, ISO=200, WB曇り、F3.5-1/320、-0.3EV
AD90-34(トリミング),ISO=500,F8-1/500,-1.0EV,外部ストロボ

     
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