北タイ滞在中、前種キコモンシジミタテハは毎日必ず姿をみかけましたが、本種は滞在最終日に１回限定で姿を現しました。カザリシロチョウの吸水シーン撮影を終えて、ふと草地に目をやると、どこからともなく飛来したのか、本種が草上に止まっていました。恐らく本種も吸水に訪れたものと推定されます。キコモンよりも一回り大きく、非常に彫の深い造形美を持っていて、これまたお気に入りのシジミタテハとなりました。コンデジで撮影した後、デジ一眼で再度狙おうと思ったら、どこかに逃げ去ってしまいました。

分布はアッサムからインドシナ・マレー半島域です。