コウモリタテハ(Vindula erota montanas)♂     

 確か初めてボルネオを訪問した際、ダナムバレーに行く林道上に本種か同属のdejoneが舞い降りて来て、鮮やかな橙色に熱帯アジアに来た実感が湧いてきたことを思い出します。その後、北タイ南ベトナムで撮影しておりまして、ドクチョウ亜科としてはツマグロヒョウモン等よりもポピュラーな種だと思います。この日もポーリン温泉近くの渓流に何回となく吸水に訪れておりました。本種およびdejoneについてはこれまで♂しか観察経験が無く、色合いが全く異なる♀の撮影が今後の課題になっています。

分布:スリランカ、インド、インドシナを経てスンダランド、スラウェシ

撮影年月日(Date) 3/May/08    10:29       
撮影地(Locality) Poring Hot Spring(Alt.600m), Sabah, Malaysia
撮影データ(Photo data) D70, ISO=200, WB晴天、F9-1/125、-0.7EV、内蔵ストロボ ボルネオの蝶(2):タテハチョウ科に戻る
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