ウスイロコノマチョウ (Melanitis leda leda 閉翅     

 広域分布種の本種は日本の南部でも見られますし、時には迷蝶として関東地方でも記録があります。ヒカゲチョウ(Lethe属)狙いで、敢えて暗い林道脇に踏み込んで枯葉をガサガサやりながら歩いていると、不意に飛立ったのが本種。細心の注意を払って接近し、静止している裏面を見て本種だと分かった時はガッカリしました。しかし、Melanitis属も裏面からの種判定は難しいので、最終的には帰国してからの同定作業に委ねました。
シンガポール産はこちらスラウェシ産はこちらに紹介してあります。

撮影年月日(Date) 23/Mar./'06      
撮影地(Locality) Doi Saket(Alt.1000m),Chiang Mai,Thailand
撮影データ(Photo data) D70, WB晴天、ISO=400、F3.5-1/125 北タイの蝶:タテハチョウ科に戻る    北タイの蝶トップに戻る